墨田区、7月から在宅育児支援サービスをスタート (日経新聞)

4/3 日経新聞・朝刊 東京首都圏経済面より

東京都墨田区は小学校修学前の子供を育てる専業主婦を対象に、病気になった場合、子供を一時預かりする事業を今年7月から始める。親などが近くにおらず、具合が悪くなっても自分で子どもの面倒をみなくてはいけない母親の負担を軽減する。

名称は「在宅子育てママ救急ショートサポート」事業。区内在住で、自宅で子どもを育てている母親らが対象。風邪などの病気や体調不良で、病院に行く場合や自宅休養する場合、「子育てサポーター」と呼ばれる区民が母親らの家を訪れ子どもを一時的に預かる。

預かり時間は午前九時から午後四時までで、一回四時間以内。続けて二日まで預けられ、最大月に四日利用できる。料金は一時間五百円。利用に先立ち、事前登録が必要。登録時に一千円の登録料がかかる。

実際の事業運営は、公募で選ぶ特定非営利活動法人(NPO法人)に委託する。子育てサポーターは子育てに経験があるか、保育士や看護士などの資格保有者で、区が実施する「子育て支援ボランティア養成講座」の受講者とする。同講座では、子どもの遊ばせ方など緊急時の対応を原則六十時間の講義・実習で学ぶ。

墨田区子育て支援サービスは、東京23区の中で弱いように感じています。長女は1歳の時の4月保育園入園で抽選にハズレ10月入園となりました。次女(4ヶ月)はこの4月保育園入園の抽選にハズレました。認証保育所や育児ママ制度などの補助となり得る制度・サービスがありますが、十分な数の保育園がないということです。このあたりはいずれ定量的に分析・比較してみたいと思います。

そういった中で、新しい育児支援サービスが始まるということは、素直に歓迎したいと思います。


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