『灰色のピーターパン - 池袋ウェストゲートパーク VI』(石田衣良)・読了
灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI (池袋ウエストゲートパーク (6))
- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/06/28
- メディア: 単行本
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石田衣良のデビュー作『池袋ウェストゲートバーク』の第6弾
ショートストーリー集で
- 灰色のピーターパン
- 野獣とリユニオン
- 駅前無認可ガーデン
- 池袋フェニックス計画
の4話構成
基本的なストーリー*1は第1弾から変わらないが、その時々時代を反映したネタ・素材、確かで時にシュールな人物描写、小気味よいテンポが自分には心地良く、第1弾からずっと愛読させて貰っている。読み始めたらいつもでたらめな勢いで読み切ってしまう。
第1弾 『池袋ウエストゲートパーク』(文藝春秋、1998年)
第2弾 『少年計数機 - 池袋ウエストゲートパーク II』(文藝春秋、2000年)
第3弾 『骨音 - 池袋ウエストゲートパーク III』(文藝春秋、2002年)
第4弾 『電子の星 - 池袋ウエストゲートパーク IV』(文藝春秋、2003年)
第5弾 『反自殺クラブ - 池袋ウエストゲートパーク V』(文藝春秋、2005年)
「マンネリ」の声もあるが、第1弾発表から10年を迎える今年、これからどうなっていくのかにも注目したい。
宮藤官九郎の脚本により、2000年4月〜6月にTBSで放送されたドラマもお薦め。今、振り返ってみるとでたらめにヤバいキャスティングだ。
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2000/10/25
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