過酷労働が大好きで自慢する人達・・・


郵便局の過酷勤務の実態を扱った記事が話題になっていますが・・・


これらの記事に対するコメントや反応に違和感を覚えるモノが多いことが気になった。違和感を覚えるのは「その程度で何を甘えてるんだ。俺はもっと厳しい状況で働いてるぜ。」のような過酷労働自慢である。「俺を救ってくれ」と訴えたいのか「俺はもっと凄い」とただ自慢したいだけなのか意味不明だ。(仕事を時間で評価しようとする人達が未だにこんなにいるのかと愕然ともした)


日本はこれから少子高齢社会に本格的に突入していく。労働人口の確保と生産性の向上は経済規模の成長・維持のために大きな課題になっている。

多様な職種に多様な労働者、皆が気持ちよく働ける環境づくりは課題解決のひとつの方策だと思う。そして、多くの企業が取り組んでいることだと思う。


記事のニュアンスでは郵政公社は過酷労働が病死に影響していることの因果関係を認めておらず、社会情勢や他省庁・民間企業との比較だけでひとつひとつ個別の案件の調査は行っていないようだが、労働環境に問題がないかどうかを監視し、問題があった場合に改善を行う体制・仕組み作りを是非とも推進して欲しいと思う。(これからはこういったことをやらないと市場からダメだしされるようになるでしょうけど・・・)